調味料メーカーは全国におよそ2,000社ほどあるんです。 【2015年12月28日】
調味料メーカーと言われ、なんらかの調味料を製造業に属している企業は日本全国に2,000社程度あります。
実際に、醤油メーカー、塩メーカー、味噌メーカーという原料メーカーに分類にしていくともっと少なくなっていきますが
調味料製造業という分類では2,000社程度あるんです。
統計に入っていない調味料メーカーの数をカウントすればもっとあるかもしれませんが。
おぉ!調味料メーカーってすごい多いんだぁ~!と思いましたか?
それとも
え!?調味料メーカーってすごく少ないんだぁ~!と思いましたか?
1990年のバブル崩壊以前はもっと日本には調味料を製造するメーカーはたくさんあったんですが、
バブル崩壊後はどんどん減っていってしまったんです。
その理由はいろいろありますが、まず食品卸売業の数が減ったことですね。
食品業界だけに限らず、卸業すべてがバブル期の頃と比較して3割以上も減っているんです。
なので、地域の特色が強い調味料を販売する卸業者さんが減っていくと
調味料が売れないという状況になり、廃業せざる負えない調味料メーカーが増えていったということです。
他にも、味噌、醤油などの原料を製造していてもなかなか差別化が図れず価格競争に巻き込まれてしまい
なかなか商売が成長せずに厳しくなっていったり、後継者がいないという理由もあります。
そういういろいろな理由で、調味料メーカーは今では2,000社程度になってしまったんですね。
だから、これからも調味料メーカーをよろしくお願いしますねぇ~。
いっぱい業務用調味料を使ってくださいねぇ~。
本日は調味料業界の豆知識をお伝えしましたぁ~。